菊部
部会概要
部長
小田 剛裕
副部長
尾﨑 俊秀
部員数
31名
栽培面積
1,470a
出荷パック数
168万パック
菊部 部長
小田 剛裕
つま菊とは、お刺身などの脇に添えられている小さな菊の事で食事の彩を飾るには欠かせない食材となっています。
ビタミンB、ビタミンEを多く含む花びらを散らして菊の香り、風味を感じてもらう使い方があります。そんなつま菊を我々31名の生産者が日々の努力と試行錯誤を繰り返し、周年出荷を実現しています。また徹底した栽培管理を行い安心・安全なつま菊を生産、出荷しております。
部会について
つま菊について
つま菊は昭和25年全国で初めて三河温室園芸組合が現在とほぼ同じ形態で出荷を始めました。特に品質にはこだわり、数種類の品種を電照、シェード栽培などで開花時期を調整し、周年出荷しています。
つま菊は東三河地域で全国の90%以上を生産しており、三河温室園芸組合はその約半分を生産しています。
三河温室園芸組合の主力品目で刺身にはやはり黄色いつま菊が一番似合います。
昔は冷蔵庫がなかったため、魚の生臭さを消したり、殺菌効果などを期待するため、大根や菊花を添えたそうです。
かわいそうなことに最後まで食べられずにお皿の上に残るのはつま菊です。花びらをお醤油の中に散らし、刺身につけて食べてみてください。また、ちらし寿司やサラダ、その他料理にも黄色い花びらを散らして、彩りを加えてみてください。
規格
L:50花(5列10段)
M:60花(6列10段)
m:66花(6列11段)/72花(6列12段)
S:77花(7列11段)/84花(7列12段)
つま菊の栄養効果について
つま菊の年間出荷品種
当組合で生産しているつま菊の種類です。
三河シリウス、三河アトリアは当組合の中でも新しい品種で冬の花です。
三河シリウスは真冬の夜空に光り輝く1等星シリウスにちなんで名づけました。花弁が細かく人気が高いため、少しでも長く出荷できるように努力しています。
尚、変わらぬ人気の三河こまち、三河夕香もほぼ年間をカバーする優良品種です。
春から秋にかけては時期ごとに、三河ちどり、三河山彦、三河菊太朗、三河聖とあります。
IPMへの取り組み
食の安心、安全が求められ、減農薬での栽培が重要となっています。その為、化学農薬だけに頼らずIPM(総合的病害虫管理)防除の強化を図り、天然系農薬の使用、防虫ネット、粘着板、フェロモントラップ、捕虫器、天敵など、化学的、耕種的、物理的、生物的な防除を組み合わせ、総合的に病害虫を防除できるように努めています。
また、「みどりの食料システム戦略」を踏まえ、環境保全型農業を推進し、化学肥料、農薬を低減する取り組みを行っています。
防虫ネットの設置
粘着板の設置
フェロモントラップによる捕獲
フェロモン剤による交尾阻害
LED捕虫器の使用
天然系農薬、BT剤等
天敵保護装置
天敵による害虫捕殺
省エネ高温対策への取り組み
LED照明の使用
ヒートポンプによる加温及び夜冷
安心、安全への取り組み
当組合では、各個人に作付(ハウス)ごとに農薬散布、施肥管理の履歴を提出してもらい組合でチェックして安全なものをお客様に提供できるように心がけております。
尚、残留農薬における安全性を確認するために、定期的に数名の出荷物の中から、抜き打ちで残留農薬検査を行っています。必要であればいつでも最新の残留農薬の検査結果を開示しています。
皆様に『安心・安全』な商品を届けるのが、我々生産者の使命であります。
蒲郡クラシックホテル波多野忠明総料理長のおしゃべりフレンチメニュー
平貝のグリルと三河温室園芸組合のあしらい添え
平貝は、小麦100%にこだわった足助産白たまりに10分漬け、そして拭き取りハーブオイルでマリネ、グリル、タルタルソースにのせる。
つま菊は、全国で90%位シェアを、マイクロトマトは100%近くシェアしてるそうです。
食用ほおずきは、ストロベリートマトと言われ、食べやすい。
西浦漁港で水揚げされた赤座海老の炙り焼き
パプリカのババロア、マイクロトマト添え つま菊入りオリーブソース
赤座海老は淡白で、口に入れると溶けていくような、上品な味です。
赤座海老の殻を剥き、酢に付けプリプリ感を出すために炙ります。
つま菊は、花びらにしてオリーブオイルと一緒に食べると目にもおいしく また、ハーブと同じで料理を引き立ててくれます。